自然の力を借りて、できるだけ農薬に頼らない
すべての始まりは、「べにふうき」というお茶の樹との出会いでした。
茶業試験場(現在の独立行政法人野菜茶業研究所)のスタッフの方に 自分で植えてみれば?と、背中をおしていただいた時
「この樹は病害虫に強いので、薬もほぼいらないと思いますよ。」
そんなお話も 自分たちでも植えて育ててみようと思った一因でした。
私たちは、もともと茶農家ではありませんでした。だからこそ、
「除草剤も、農薬も、化学肥料も使わずに、お茶の樹を育てることはできるのだろうか。」
「そうやって育った紅茶は、いったいどんな味になるのだろう。」
そんな好奇心が生まれました。そして、400本の苗を植えました。
農作物を安定して育てるために、農薬が必要になることもあります。
ただ、自分たちで育てるのなら、
「できることなら、なるべく使わずに育ててみたい。」
そう思ったのです。
除草剤も使わない。
化学肥料も使わない。
できるだけ自然の力を借りながら、自分たちの手で育ててみる。
それが、私たちの選んだ方法でした。
幸いなことに、べにふうきは本当に病害虫に強い樹でした。
「薬もほぼいらないと思うよ。」先生がおっしゃった言葉は、本当だったのです。
べにふうきという樹に出会えたことは、私たちにとって大きな幸運でした。
でも、自然はそんなに簡単では、ありませんでした。
畑へ行ってみると、葉っぱがすっかりなくなっているところがあります。
よく見ると、チャドクガが葉を食べていたりします。知らずに触ってしまった兄は、一晩中かゆい思いをして、大変だったと言っていました。
また、茶摘みをしている家族が、ハチに刺されて大変な思いをしたこともありました。
自然の中でお茶を育てるということは、決してきれいごとだけではありません。
虫もいる。天候にも左右される。思い通りにならないこともある。
それでも、そんな自然と付き合いながら、できるだけ農薬に頼らずに育てていくことを選びました。
べにふうきの紅茶を、初めて飲んだとき、衝撃が走ったのを忘れることはありません。
それまで、国産紅茶には「やさしいお茶」という印象を持っていました。
外国産の紅茶に比べると飲みやすい。
けれど、もう少し個性があってもいいのではないか。
そんなふうに感じていたのです。
ところが、べにふうきは違いました。
ふわっと、花のような香りが広がる。一口飲むと、口の中にしっかりとした渋みが広がる。
でも、その渋みはいつまでも残らず、すっと消えていく。
そして、飲み込んだあとに、「もう一度、飲みたい。」そんな気持ちになる。
「日本で、こんな紅茶ができるんだ。」
その驚きが、夢ふうきを育て続けるきっかけとなり、原動力となったのです。
「安心して飲んでほしい」という想いと、素材本来の味わいを大切にしたいという気持ちから、私たちはこれからも、できる限り農薬に頼らないお茶づくりを続けていきます。
茶業試験場(現在の独立行政法人野菜茶業研究所)のスタッフの方に 自分で植えてみれば?と、背中をおしていただいた時
「この樹は病害虫に強いので、薬もほぼいらないと思いますよ。」
そんなお話も 自分たちでも植えて育ててみようと思った一因でした。
私たちは、もともと茶農家ではありませんでした。だからこそ、
「除草剤も、農薬も、化学肥料も使わずに、お茶の樹を育てることはできるのだろうか。」
「そうやって育った紅茶は、いったいどんな味になるのだろう。」
そんな好奇心が生まれました。そして、400本の苗を植えました。
農作物を安定して育てるために、農薬が必要になることもあります。
ただ、自分たちで育てるのなら、
「できることなら、なるべく使わずに育ててみたい。」
そう思ったのです。
除草剤も使わない。
化学肥料も使わない。
できるだけ自然の力を借りながら、自分たちの手で育ててみる。
それが、私たちの選んだ方法でした。
幸いなことに、べにふうきは本当に病害虫に強い樹でした。
「薬もほぼいらないと思うよ。」先生がおっしゃった言葉は、本当だったのです。
べにふうきという樹に出会えたことは、私たちにとって大きな幸運でした。
でも、自然はそんなに簡単では、ありませんでした。
畑へ行ってみると、葉っぱがすっかりなくなっているところがあります。
よく見ると、チャドクガが葉を食べていたりします。知らずに触ってしまった兄は、一晩中かゆい思いをして、大変だったと言っていました。
また、茶摘みをしている家族が、ハチに刺されて大変な思いをしたこともありました。
自然の中でお茶を育てるということは、決してきれいごとだけではありません。
虫もいる。天候にも左右される。思い通りにならないこともある。
それでも、そんな自然と付き合いながら、できるだけ農薬に頼らずに育てていくことを選びました。
べにふうきの紅茶を、初めて飲んだとき、衝撃が走ったのを忘れることはありません。
それまで、国産紅茶には「やさしいお茶」という印象を持っていました。
外国産の紅茶に比べると飲みやすい。
けれど、もう少し個性があってもいいのではないか。
そんなふうに感じていたのです。
ところが、べにふうきは違いました。
ふわっと、花のような香りが広がる。一口飲むと、口の中にしっかりとした渋みが広がる。
でも、その渋みはいつまでも残らず、すっと消えていく。
そして、飲み込んだあとに、「もう一度、飲みたい。」そんな気持ちになる。
「日本で、こんな紅茶ができるんだ。」
その驚きが、夢ふうきを育て続けるきっかけとなり、原動力となったのです。
「安心して飲んでほしい」という想いと、素材本来の味わいを大切にしたいという気持ちから、私たちはこれからも、できる限り農薬に頼らないお茶づくりを続けていきます。